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第1回ディベート大会
『ネット選挙と比例代表制』
2022年10月10日(月)、10月からの新たな試みとして第1回ディベート大会を実施しました。ディベート大会では、毎月実施している定例研究会のテーマに即して、会員同士で競技ディベートを行うことによって、論理的思考力や発信力、傾聴力などの強化につなげることを目的としております。
第1回ディベートでは、今月の定例研究会テーマが「ネット選挙」ということもあり、「ネット選挙を導入するべきか否か」「比例代表制を廃止するべきか否か」という2つの論点を取り扱いました。参加者は、それぞれランダムに配置されるため、例え自らの意見と異なっていたとしても、割り振られた立場になって論理的な主張を展開することとなり、競技ディベートの難しさを痛感した会員もおりました。
一つ目のテーマ「ネット選挙を導入するべきか」について、賛成側からは投票率の向上や、長期的なコスト削減、エストニアの導入事例などの論が主張されました。その一方で、反対側からはサイバー攻撃のリスクや、成りすまし・秘密投票原則の問題が指摘され、双方が具体的な根拠を例示しながらディベートを実施しました。
そして、二つ目のテーマ「比例代表制を廃止するべきか」について、賛成側からは、スポーツ選手やタレント議員など知名度の高い候補者、そして知名度の高い既存政党が有利になることや、非拘束名簿式の不透明性などの論が主張されました。その一方で、反対側からは死票の問題や少数政党の意見を反映できないといった指摘があり、白熱したディスカッションとなりました。
ディベート中の様子
以上
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