高校生向け課外活動プログラム
高校生意識調査プロジェクト
~自ら問いを立て、データで社会を読み解く~
◼︎概要
一般社団法人未来政経研究所と、リザプロ株式会社は、高校生を対象とした課外活動プログラム『高校生意識調査プロジェクト ~自ら問いを立て、データで社会を読み解く~』を開催しました。
データに基づいて社会を分析し、自らの考察を論理的にまとめる力は、総合型選抜においても大学進学後においても重要な資質です。しかし高校生が、自ら問いを立て、調査を設計し、実際にデータを回収・分析し、レポートとしてまとめる機会は多くありません。
そこで、本プログラムでは、早稲田大学デモクラシー創造研究所の監修のもと、高校生が自校をフィールドとして意識調査を企画・実施する。アンケート設計からデータ分析、レポート作成までを一貫して体験し、最終成果物については早稲田大学デモクラシー創造研究所が監修・講評を行いました。
日時・場所:
第1回 2026年7月11日(土)14時~17時 @対面(リザプロ会議室)
第2回 2026年7月25日(土)14時~16時 @対面(リザプロ会議室)
第3回 2026年8月1日(土) 9時~11時 @オンライン
第4回 2026年8月29日(土) 9時~11時 @オンライン
対象:高校生(リザプロ株式会社の受講生)
定員:15名(最大)
監修:早稲田大学デモクラシー創造研究所
企画・運営:一般社団法人未来政経研究所
講師:工藤英資(㈱ベリースパイス代表取締役、元東急エージェンシー)
島田光喜(早大デモクラシー創造研究所 招聘研究員)
◼︎活動報告
【第1回】
本講座では株式会社ベリースパイスより工藤英資氏をお招きし、「リサーチを作成する」と題してレクチャーをしていただきました。内容としては単なる調査(サーチ)との差異やリサーチをする意味などの総論的な部分からはじまり、具体的な調査票を作成する上での方法論に至るまで、工藤氏が実際に携わられたご経験を踏まえつつお教えいただきました。
グループワークではそれぞれ
①「教育グループ」(テーマ:進路について相談できる相手の有無は、志望学部への自信に影響するのか)
②「心理グループ」(テーマ:学校に居場所があると感じる生徒ほど、学習意欲は高いのか)
の2グループに分かれ、レクの内容を踏まえつつ、テーマやリサーチクエスチョンの作成〜質問票作成までを行い、時間的に2チームとも完成までは至らなかったものの、質問票の大きな流れの部分は抑えることができました。
発表・講評では質問票のリサーチクエスチョンなど、工藤氏から良い評価を得ることができ、改善点は質問の仕方やページ分けなど、ディティールの部分についてフィードバックをいただき、閉会しました。
【中間課題】
第2回までの課題として質問票の完成+収集を各グループに課しました。両グループとも講座後はオンライン上で、第1回講師の工藤氏や未来政経スタッフの助言の元、2-4日程度で質問票を完成させ、第2回前日までに、教育グループは30件程度、心理グループは100件程度の回答を収集しました。
【第2回】
第2回講座では一般社団法人未来政経研究所 小倉未来 を講師に『データを分析する〜データから仮説を検証しよう〜』と題し、レクとグループワークを行った。レクでは、ピボットグラフの作成方法から、仮説を検証する方法を学びました。
グループワークでは第2回までに収集した結果をもとに、単純集計・クロス集計を各2個作成と仮説の検証を目標として取り組みました。小倉氏のフォローもあり、両班ともグラフの作成と大まかな仮説の検証まで取り組むことができ、発表では、両班とも仮説で正しかった部分と、違った部分など、レクの内容に沿った発表ができており、講評でも高い評価を得ることができました。

発表の様子

【第3回】
本講座では未来政経研究所理事長 島田光喜より、『プレゼンテーションとスライド作成のコツ』と題し、前回までに作成したグラフと仮説の検証をプレゼンテーションに落とし込む方法について学びましたを学んだ。島田氏からはスライドを初めて見る人でも要点を押さえられる構成や、見やすく語弊のない図表の選び方などを詳細に説明を行いました。
グループワークではスライドのテンプレートを元に、各自で集めてきたアンケート分析結果と自らのチームで立てた仮説を比べつつ、仮説の検証結果を確認するとともに、最終回に向けたプレゼンテーション資料の作成を行いました。
【第4回】
最終回では、各チームがこれまでの調査結果の内容を発表し、島田氏から講評を受けました。講評では、定量調査の強みを活かした説得力のある仮説検証の重要性や、アンケート結果を踏まえた考察や今後の展開について言及がありました。
また、後半では、今回のプロジェクトを通じて得た調査設計&分析のノウハウをもとに、各個人が大学進学において志望する学部のブラッシュアップおよび今後分析をしていきたいと考える仮説やリサーチクエスチョンについて1on 1形式で面談を実施しました。

