法人概要
一般社団法人 未来政経研究所
研究テーマ:
パブリックマインドを持つリーダ―の育成
研究概要:
21世紀に突入し、四半世紀が経過しようとしています。デジタル技術の革新により、膨大な情報と日々接するようになると共に、社会はますます便利になり、組織や世俗ではなく、個人を中心としたアイデンティティが形成されるようになりました。
一方で、日本では、少子高齢化や経済の低成長、安全保障など、課題が山積しています。常識や前提条件が覆される激動の時代においては、自分で考え正解を組み立てる力が求められ、その為にはリベラルアーツの習得が必須となっています。
そのような中で、2022年3月より、公益財団法人松下幸之助記念志財団松下政経塾の後援の元、パブリックマインドを持ったリーダーの育成を目的として、未来政治経済研究会を設立し、運営をして参りました。
本研究所は、未来政治経済研究会の設立趣旨及び事業を引き継ぐ形で、「国家経営」という視点で未来を考えることのできるパブリックマインドを持ったリーダーの育成を目指して参ります。
事業内容:
①リベラルアーツを習得するための研究会及び競技ディベート
毎月1回、政治家や官僚、経営者など外部から講師を招き、様々な社会問題に関する研究会を実施し、リベラルアーツの習得を目指す。また、アウトプットの場所として、競技ディベートを組み合わせることで、知の構造化を図ります。
②若年層の政治・経済への関心喚起のための公開フォーラム
若年層を対象とし、年1回、政治経済への関心の喚起と政治参加促進を目的とした公開フォーラム「Z世代カフェ」を実施します。
③政策コンテスト「次世代政策サミットJAPANビジョン2050」
35 歳以下の次世代を対象に、日本が目指すべき 2050 年のビジョンを描いて、実現のために日本が行うべき政策アイデアを提案する政策コンテスト「次世代政策サミットJAPANビジョン2050」を企画します。優秀者については、立法府への政策提言を通じて、官民連携の促進を図ります。
④日本国家の経営理念やビジョンの探求を行うための大学・大学院の提携講座
パナソニック創業者の松下幸之助が理想とした「物と心の繁栄を通じた、平和で幸福な社会」の実現のために、日本国家の経営理念やビジョンの探求を行うための大学・大学院の提携講座に参画します。
2024年4月より、早稲田大学政治経済学部にて開講される松下政経塾提携講座「政治の世界」をコーディネートします。
⑤インド太平洋における青年ネットワークの強化
国際的な視野を持ったリーダー育成のため、インド太平洋における青年ネットワークを形成します。青年ネットワークでは、ワークショップやディスカッションを通して、将来政策立案を担う人材が早い段階から交流を持ち、信頼関係を構築し、国家間の関係を発展させていくことを目指します。
⑥現場視察および研修を通じたフィ―ルドスタディ
万事研修の事として、座学だけでなく、実際に現場を視察またはそこでの研修を積むことによって、現場に即したリベラルアーツの体得を目指します。